2008年01月07日

本命の彼女との出会い、本命のご遺体との遭遇

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小寒だとの事ですが、なんだか朝から暖かい。
いつもの如く、少しだけ時間ができたのですかさず山へ。
さっそく上のいつものやつ(蛾)を確認。
いい加減同定せねばと思いつつ、本命じゃないから左へ受け流す〜w

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本命の彼女…フユシャクの♀w

今日は風の方向が定まっておらず、多方向から吹き付ける。
こんな日は夏でも昆虫散策には向いておらず、大抵がっかりして帰路に着く。今日もそんな感じでしたが、上の虫を見つけて事態は大きく変わった。なんと…大本命であるフユシャクの♀と遂に出合ってしまった。・゚・(ノ∀`)・゚・。

うれしい。うれしすぎる。

サイズは蚊をふたまわり程度太らせた様な感じ。もっと隠れて生息しているものだと思っていたのですが、彼女は色白でとても目立っていたw ウスバフユシャクの♀だと思うのですが、♀単体で居た為、自分はわかりません。。。

更にうれしい発見↓

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念願だったご遺体発見☆彡

実はこれも撮影したくてウズウズしておりました。冬の名物「モズの早贄」です。いつも仲良くしていただいている皆さんよりひと足遅れてなんとか成功しました(^^) 蛾を求めて太い幹ばかりルッキングしていると、枝先にまで神経がまわらず…上のフユシャク♀を発見したらなんか急に視点が広がりましたw
モズは昆虫や蛙などの獲物を木の枝先などに突き刺しておく習性があります。秋に最も頻繁に行われる様ですが、色んな文献を確認した結果、何のために行われるかは実際よく分かっていないらしいです。あとで再来して食べることがあるため、冬の食料確保が目的とも考えられるが、そのまま放置することもしばしばある…確かに見つけたフキバッタは腐っていてとても美味そうに見えません。…デスでかっこいい印象はありますがw カマキリの卵と同様で、早贄の位置で積雪量を占うことが出来るという風説もある様です。確認した位置は偶然にもカマキリの卵と同じくらいの高さでした。

短時間でしたが、とても満足したので帰ろうかと思いつつ、もう一箇所だけ寄り道しました。そこで更に…↓

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本日2回目の本命の彼女との出会いw

なんと…大本命であったチャバネフユエダシャクの♀とも遂に出合ってしまったw うれしすぎて散歩する老夫婦しか出現しない山間で独りスケベにニタニタしておりましたw なんとも言えない模様、そしてサイズは上の種の約2倍程度あり、かなり見ごたえがありました。フユシャクの♀は翅が退化しており、一見蛾の仲間には見えません。フユシャクは冬に成虫として活動する冬限定の昆虫です。♀は翅を失い、飛べない代わりに尾部よりフェロモンを出して♂を呼ぶコーリングを行います。翅が無くなってしまった理由は色々考えられている様ですが、飛ばない事でエネルギー消費を抑えるばかりでなく、体の表面積が小さくなることで、熱の放散を防ぐということも考えられているという文献が最も興味深かったです。更に口も退化して飯も喰わないとの事…これは、体の中にエサの残りカスがあると体が凍ってしまう事に繋がるからという説があげられておりました。他の昆虫が成虫として活動しない厳しい季節に生息する理由はあるのでしょうが、その生き様にはとても興味があり、ぜひ♀を見てみたいと思っておりました。本日、その願いも叶い、今年の運を使い果たしてしまったかもしれません。昨日は会社新年会のビンゴで初めて大当たりし、1万円相当の福袋をGETしてしまったし…。否、これで満足したワケじゃありません。なんとか交尾活動を写真として収めてみたいです。…が、運は使い果たしてしまったのでやっぱりダメだと思いますw

20080106_05.JPG
…本日2体目のご遺体発見。

これにより、今年もまた更に女子にモテないブログになる事が確定しました。。。

さて、また長〜い一週間がやってくるのでSLEEPしますw
ラベル:昆虫
posted by yamanao999 at 00:23| 石川 ☁| Comment(7) | TrackBack(0) | フィールド散策雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
チャバネフユシャクの♀すごい!私が発見したら蛾だとはわからないですね。驚きの生態です。しかしこれはかなりの運を使い果たしたことになるのですね^^;
Posted by どりさま at 2008年01月07日 09:25
ああっ!!いいなぁ〜・・・。
ついに出会えたんですね。
私も美人に出会って鼻の下を伸ばしたいなぁw
しかも早贄まで・・・
この日の写真全てが羨ましいです。。
Posted by dada042 at 2008年01月07日 21:55
 むぅ!!某サイトでフユシャクの♀の格好は知っていたが、遂に出会えましたか!めでたい!
 次は交尾シーンですな!(ニヤリ
 中央公園は駄目よやっぱ、カラス多すぎだし・・・TT

 で、一眼デジ、来ました。兄貴から借りてきた50mmF1.4とりあえず着けて動作確認、完動。
 ついでに魚露目も着けて・・・エエ感じじゃ〜。
 しかし、付属のCD-ROMが歪んでてドライブ動かん・・・かなりピンチ(大涙
Posted by mahalito at 2008年01月07日 22:47
チャバネフユエダシャクの♀は昨年、初めて出逢いましたが、魅力的な虫ですねぇ。

>本命の彼女との出会い、本命のご遺体との遭遇
このタイトルセンス、ナイスですw
Posted by 871 at 2008年01月09日 23:11
どりさまさん>見つけるのが上手な方だと普通種なのでしょうが、自分は昨年は失敗に終わり、今年も試行錯誤の上、ようやく見る事ができましたので…。また運を貯めたいと思いますw

dada042さん>ついに見つける事ができました(T_T) しかも、幹ばかり見ていたので、ふと枝先を見て早贄を見つけた時には今年の運を使い果たした感が大きかったですw しかし早贄は…見つけるのが遅かったので相当腐ってましたがw

mahalitoさん>ようやく見る事ができました。模様・サイズ共にマハさん好みの娘だと思いますがw 交尾…これが次の試練ですねぇ。じじぃになるまでじっくり気長に散策しますw
CD-ROMが歪んでいるのはズバリ店に文句言ってせめて焼け!とクレームつけてみてはいかがでしょう。もしくは市販されているアプリケーションで補うか…高いですがw ダウンロードして使用できればいいのですが、アップしかできないかもしれませんねぇ。。。せっかくなのでなんとかしたいところですね(^^)

871さん>昨年871さんの写真を見てこの虫に惚れました。カタチも生き様もとても魅力的な生物だと思います。…タイトルはちょっとあだち教っぽく、更にグラインドコアをプラスしてみましたw 先っぽのタイトルの影響で、予想通りの好アクセスでしたw
Posted by yamanao999 at 2008年01月10日 00:08
 チャバネフユエダシャクの♀は私も今年はじめて見つけたのですが、こういうむしって不思議な事に、一度見つけると、連続して見つかりませんか?私はこの冬4回も出会いました。それとも、狭山丘陵は個体数が多いのでしょうか。決まってよく目立つ木の策に鳥の糞ぽくくっついています。交尾はやはり夜なのでしょうか、私も見てみたいものです。
Posted by T.Urabe at 2008年01月10日 06:40
T.Urabeさん>冬の昆虫散策は昨年から始めたのですが、一度コツをつかむと結構見つかるので楽しいです。かといってフユシャクは個体数が少ないのか、思ったほど見つからないです。少ないのか、場所が悪いのかはまだわかりません。多くの種類は夕方から♂が飛び交って交尾活動を始める様ですね。なので夜間数回行ってみましたが、雨が降ったり、寒すぎたりで結果は散々でした…orz これに懲りず色々探してみたいです。次の本命はアカスジキンカメムシの越冬個体とオオムラサキの幼虫なのですが、これまたこちらでは難易度が高すぎです。
Posted by yamanao999 at 2008年01月12日 00:35
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