越冬準備のナミテントウ
ホントはどこにも行かず、用事だけ淡々とこなして終わる予定だった。
家の外で煙草吸ってたらナミテントウがブンブンウチに来る。。。
はは〜ん、さては越冬する気だ。
「タダで泊めてやるワケにはいかん、モデルになれ。」
…てな感じで数枚撮影してたら魔が差しましたw
テントウムシに誘惑されて、「冬の入口 2」の撮影に出かけてしまったワケです…といってもたった40分だけですよ、奥さんw
カワゲラの一種
…という事で近くの山へ来てしまいました。
せっかく来てしまったのだから虫でも探すかw
まずはカワゲラの一種。コンクリで固められた小さな川から発生している様子。こいつは昨年の冬の間、ずーっと確認できました。年中発生しているのでしょうか?オナシカワゲラか?図鑑では出現する時期が4〜5月と記載されておりますが、これもまた異常気象の影響なのでしょうか。
ヨコヅナサシガメの集団越冬
今日は暖かかった為か、前回よりゆっくり確認したおかげか、ヨコヅナサシガメの集団越冬がかなり確認できました。高さおよそ50cmのところにある穴にも居たので、雪は例年並みなんだろうか!?
キノカワガ
Blenina senex (Butler, 1878)
(チョウ目 コブガ科 キノカワガ亜科)
いきなり本命と出会ってしまった!!
普通にどこにでも居るらしいですが…初見です。
昨年もフユシャクを探す際に探しましたが、
ようやく見る事ができました。
ホントにじっくり樹皮を見ないとわからない擬態力ですね〜。
感動w
ウスミドリナミシャク
Episteira nigrilinearia nigrilinearia (Leech, 1897)
(チョウ目 シャクガ科 ナミシャク亜科)
他にも蛾は確認できました。
この蛾もこの時期の名物らしいですね。
教科書通りの発見にまた感動です。
シャクガ科の一種?
もう一種撮影できましたが、チャエダシャクの♀でしょうか??
蛾の同定もまた難易度高し。。。ワカリマセン。
オオクモヘリカメムシ
Anacanthocoris striicornis Scott
(カメムシ目 ヘリカメムシ科)
近くのネムノキに生息していたのか、サクラの樹皮でジッとしてました。今日はエサキモンキツノカメムシも見かけました。
夏の忘れ物…
前回もニイニイゼミの抜け殻を見つけましたが、今日はアブラゼミだと思われる抜け殻を発見。夏はあって当たり前なのでじっくり見ることもないのですが、この時期に見るとなんだか必要以上に見入ってしまいます。夏に対する未練でしょうかw;
トビケラの一種
今日はこれも多かったです。…何トビケラなのか。。。
これまでじっくり見たことも無いうえに、図鑑では翅が広げた写真やイラストしかないので全くわかりません。。。
サナギマン…
黒色で金のトゲを持つチョウのサナギを見つけました。
ツマグロヒョウモンでしょうか?
素人目、アゲハなどのサナギとはちょっと違うかな、と思い
検索してみましたが、ツマグロヒョウモンが近いと思うのですが…まだまだ未知な事が多いです。…無知なので同定は難しいですが、新たに知る事が多いので楽しいです。…常に前向きw
ジョロウグモの死骸と卵
今日行った先ではジョロウグモが卵を抱えながら死んでいる風景がたくさん見られました。産卵後、卵を守りながら死に絶えるのです。死してなお、卵を守っている姿に…時間を忘れ…我が子の元へ行く時間に遅刻しました。。。
いや、車が大混雑してたから…ホントにw
短時間でもじっくり見れば新たな視点が生まれ、発見を得られる。
今日はとても勉強になる一日でした。
ラベル:昆虫
【関連する記事】
サナギマンには、もっとも心惹かれましたw
たった40分でこれだけ見つけられるのは凄いです。
ジョロウグモの最後は考え深いものがありますね。
でも、我が子には遅刻しちゃマズイですw
どりさまさん>ジョロウグモだけかどうかはわからないのですが、いつもこの時期になるとよく見る風景です(^^)
dada042さん>40分で見つける秘訣があるのですw 昨年の同時期と先日のタイヤ交換の際にしっかり下見して、どのアタリに何がくるか予め予測を立てて行きました。この日はたまたまポカポカしていた為、虫は多かったのかもしれません。この予測がハズれたら…超ガッカリモードになりますw
さらに、使用するレンズを定めて適切な
リングを捜さなければいけないようですね。
何だか未知の世界なので漠然と迷いつつ検討
しています(笑)