で、朝目覚めると曇り気味だけど、雨は降っていない。
昨日までのフラストレーションを少しでも発散させるべく外出!
台風の影響である強風が吹いている為、今日は土場に行くことに。
シロヒゲナガゾウムシ
(甲虫目 ヒゲナガゾウムシ科)
Platystomos sellatus (ROELOFS)
寄って来る蚊を払いながら、じめっとした粗朶を眺める。
目が慣れてくると色んな小さな甲虫が見えるようになります。
ヒゲナガゾウムシの仲間は比較的ジメジメした日の当たらない粗朶で
じっとしている事が多いです。
クロハナムグリ
(甲虫目 コガネムシ科)
Glycyphana fulvistemma MOTSCHULSKY
材が濡れて水分を含んだ為か、今日はハナムグリの仲間がよく飛来していた。
カタシロゴマフカミキリ
(甲虫目 カミキリムシ科)
Mesosa (Perimesosa) hirsuta BATES
今日見かけたカミキリはこのカタシロゴマフカミキリ。その他ゴマフカミキリ・クビアカトラカミキリ・ヘリグロリンゴカミキリといういつもよく見かける種のみ確認。写真はないのですが、ルリツヤハダコメツキといった美麗なコメツキを確認。
ザトウムシの一種
今日のザトウムシは暖色で、ツノが一本ある...。
ザトウムシは謎が多い。ツノは何に使うのだろう????
スジクワガタ
(甲虫目 クワガタムシ科)
Macrodorcas striatipennis MOTSCHULSKY
かなり小型なクワガタムシ。暗くジメジメした環境の樹液でよく見かけます。小型〜大型になると大顎の形状は大きく変わる面白いクワガタです。ひそかに好きw
ミヤマクワガタ(♀)
(甲虫目 クワガタムシ科)
Lucanus maculifemoratus Motschulsky
赤っぽい♀をカラスザンショウの樹皮めくれにて確認。
見るとカラスザンショウに羽脱痕がたっぷり。
犯人が気になる。。。
今日最も印象に残った虫↓
オオホシオナガバチ
(ハチ目 ヒメバチ科)
Megarhyssa japonica Ashmead
体長は30〜40mmで、ヒメバチの仲間では大型の種。7〜8月に材に飛来し、ニホンキバチ・ヒラアシキバチなどに寄生する。こういった変わったハチを観察できるのも土場ができてくれたオカゲです。土場の持ち主の方、大感謝です(^_^)
尻を持ち上げ、産卵管を突き刺す仕草はまるで重機の様。一見軟らかそうなこの管が、硬い材に突き刺さり、さらに幼虫を探り当て、寄生するなんて…、まだまだ未知な事ばかりです。
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ラベル:昆虫
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エイリアンみたい!
こんな産卵管が硬い木を貫通するなんて
きっと木を溶かすものが出るんですよ!
そして匂いか眼みたいなものが先っちょに
ついてて中に潜む幼虫を探し出すんですよ!
おお〜!!こわっ!!><;
最近、悪天候に加え、忙しくて虫の撮影ができませんorz
撮影は同じく曇天&仕事の影響ですっきりしませんorz