ナナフシモドキ posted by (C)yamanao999
(ナナフシ目 ナナフシ科)
暖かくなり、ナナフシモドキの幼虫がすでに発生していた。
花の蕾などに居て、なんと微笑ましいシーンなんだろうか。
トゲヒゲトラカミキリ posted by (C)yamanao999
(甲虫目 カミキリムシ科)
おや、こっちにはトゲヒゲトラカミキリの姿が。
トゲバカミキリ posted by (C)yamanao999
(甲虫目 カミキリムシ科)
あ、今度はトゲバカミキリも。
なにやらモゾモゾしている。
…なにかがおかしい。
シロトラカミキリ posted by (C)yamanao999
(甲虫目 カミキリムシ科)
大きなシロトラカミキリまでお目見え。
やはりモゾモゾして蕾から離れない。食べる様子でもない。
一体何をしているのか…?
これらの虫たちは道路脇に植えられたツツジの蕾で見られた。
蕾から香る蜜の臭いに誘われてやって来ているのです。
そしてモゾモゾした動きは…蕾表面の粘着の強さにより身動きができなくなっているのです。よく見ると小さなハチやジョウカイボンの仲間など、多数絶えています。ゴキブリホイホイの様な状態になっていたのです。
ナナフシモドキの写真撮影では初夏らしい写真が撮れたと思い、暖かな気持ちにさせられていましたが、真実が判明して写真の意味が変わってしまいました。このツツジが特別粘着性が強いのか、他でも同じシーンが見られるのかはまたの機会に観察してみようと思います。
石川県
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ツツジは別段食虫植物という訳でもないのに、どうしてこんな習性を備えたのでしょうね。ツツジ自体はそれなりに毒性があるのは確かですが…。