
フクロウ posted by (C)yamanao999
(フクロウ目 フクロウ科)
息子と虫捕りに出かけましたが、23時あたりに寝てしまい、それから約1時間半ほど僕ひとりで色々と見てまわりました。例年に比べて虫は少なく感じますが、多分散策頻度が低下しているのでタイミングの問題なんだろうと思いますがどうなのでしょうか。
帰り、少し眠くなりながらゆっくりトンネルを走っていると、左側に「異物」を確認。カメラをセッティングして戻ってみたところ、なんとフクロウでした。以前、トンネルを出てすぐのところでフクロウのロードキルを確認しており、状況から見てトンネル付近でなにかを好んで生息しているのでは?と考えていました。そして遂にトンネル内でフクロウを確認できたのです。トラックが猛スピードで走り去る側で静止しているので、ハネられたのか、または鈍感なのでは?と思い、トンネル外に車を停めて、ジワジワと寄ってみました。

フクロウ posted by (C)yamanao999
少し強引に寄ってしまい、警戒したフクロウはトンネルの反対側に飛んでしまいました。ハネられて放心状態だったのではないと確信し、今度は反対側に車を停めて、歩伏前進で寄ります。

フクロウ posted by (C)yamanao999
ジワジワと…まったく逃げる素振りがありません。
よく見ると、羽を咥えている?
羽が損傷しているのだろうか??

フクロウ posted by (C)yamanao999
最終的に約2mあたりまで接近できました。
レンズは100mmマクロ、ストロボは電池が切れてしまいコンデジ用に使っていたSB-30を使用しました。昆虫記録用の簡単な機材しか持ってきていなかったので、かなり寄らないと絵にならないと思いつつ、ここまで寄れるならば魚眼で撮れるのでは!?と、体勢が高くなってしまった瞬間に飛び去ってしまいました。

キマダラコウモリ posted by (C)yamanao999
トンネルはオレンジ色のライトで虫は寄せませんが、それでも蛾は入り込んでいます。
また、山間部ではネズミが走り去る姿は何度か目にしており、そうした獲物を狙って入り込んだのか、または入口付近を飛来した際に車に驚いて入り込んでしまったのかは不明です。しかし、車で近寄っても飛び去るくらい警戒心が強いフクロウがここまで逃げないとなると、やはり変わった個体だったのかもしれません。
また、こうしたシーンに遭遇できれば、なんらかの目的で入り込んでいる可能性は高まります。以後、再び注意深くトンネルを観察しながら走ってみたいと考えております。
石川県