2014年04月20日

ニホンカモシカ

ニホンカモシカ
ニホンカモシカ posted by (C)yamanao999
(ウシ目 ウシ科)

今日もカモシカに出会った。
基本的には年中見かけますが、この時期は最も遭遇率が高い。

ニホンカモシカ
ニホンカモシカ posted by (C)yamanao999

竹に対して匂いを嗅ぐ仕草をして、ツノをぶつけたり
顔を擦り付けている。どうやらマーキングを行っている様子です。

ニホンカモシカ ニホンカモシカ


匂いを嗅いで、頭を擦り付ける…、
これをたくさんの竹に繰り返し、移動していきます。

ニホンカモシカ
ニホンカモシカ posted by (C)yamanao999

目の下辺りにある黒い箇所(眼窩下洞腺)から分泌液を出し、
それを多くの竹につけながらまわっているのです。
竹をよく見ると、異なる個体が何度も擦りつけた痕や
ツノをぶつけた傷が残っており、竹藪ではこれを確認すれば
よく使われる獣道がわかるかもしれません。
今日の個体はいつもよりかなり多く擦っています。

ニホンカモシカ
ニホンカモシカ posted by (C)yamanao999

ふと、視線を感じたので違う方向を見ると、
別の個体がジッとこっちを見ていました。
先の個体は既に察知していて、いつも以上にマーキングを行っていたのでしょうか。

ニホンカモシカ ニホンカモシカ


あとからやってきた個体も先の個体と同じ道を
繰り返しマーキングしながら去って行きました。
縄張り主張だけではなく、コミュニケーションをとるための
役割などがある様に見えました。

ニホンカモシカ
ニホンカモシカ posted by (C)yamanao999

マーキングをしつつ、たまに下草を食べています。
この時期よく見られる理由は、人が眺めやすい木々の少ない斜面などは
日光がよく当たり、食べやすい下草が豊富だからだと思います。
初夏になれば薄暗い森の中も下草で覆われるので
姿を見る機会が減少するのだと考えます。
現に夏場は茂みからいきなり飛び出してくる個体との遭遇率が高いです。

ニホンカモシカ
ニホンカモシカ posted by (C)yamanao999

と、今日もカモシカくんに遊んでもらいました。
また会おうw


石川県
posted by yamanao999 at 21:50| 石川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 哺乳綱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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