シマヘビ posted by (C)yamanao999
(有鱗目 ナミヘビ科)
モリアオガエルの繁殖期に突入して約1週間が過ぎた。
今朝は天気がイマイチだったが、
産卵の条件には適していたはずだ。
しかし、今日はその産卵ではなく、
このシマヘビの出現を観察しに向かった。
そんな中でシマヘビは2匹確認。
うち1匹はモリアオガエルを捕食中だった。
カラダをクネクネ動かしながら、
実にゆっくりとカエルを丸呑みしていく。
腹の膨らみを見ると、既に1匹呑まれている様に見える。
モリアオガエル
(無尾目 アオガエル科)
毎年、タイミングはややずれる事もあるが、
モリアオガエルの繁殖活動が盛んになった
3日以降あたりにシマヘビはポツポツ姿を現す。
多くは枝に絡まって待機している。
写真の様に、モリアオガエルの♂たちが
繁殖活動後に枝々で休息をとったり、
周囲を伺う姿が多く確認できるが、
こうした個体、または繁殖活動中の個体を狙ってやってくる。
幼少からの様々なメディアの扱いから、
どうしてもカエルが可哀想だと先行して感じる人は多いかもしれない。
カエルの立場となって考えてみると。
それはやはり悲劇かもしれない。
しかし、蛇に草を喰えと勧めても無理だし、
食べなければ死んでしまうので、
蛇側の立場で捕食シーンを見ると、
たくさん食べたなー、と微笑ましく思う。
最近、捕食シーンなどをカットしたり、
モザイクを入れる動物バラエティ番組があると聞く。
ザリガニなど外来種を可哀想だと川へ逃すシーンも
そうした番組で見た記憶もあるが、
そんな変に「かわいい」だけの切り貼り番組は
認識に誤りをもたらすので、やめてもらいたい。
また、こうした蛇とカエルの双方の視点で見る応用を、
私たちの人間関係、または持ち場や立場の違いに当てはめ、
物事を判断に役立てたいと、改めて認識させられる。
石川県金沢市
ウチの嫁も感動しておりました(W
雨が降ったりやんだりしていたので、ポンチョをまとい、長玉のみで挑戦しました。
蛇的には下の画像の青大将の方が大人しそうに見えて好きなのですが びっくりすると悪臭を放つので最近では 素手で触れなくなりました。
ちなみに以前の職場だったら毎日昼休みと帰りに観察できていたのですが、移転した今は週に1度見に行けたら良い方となり、ストレスになってますw