
シタベニハゴロモ posted by (C)yamanao999
(カメムシ目 ビワハゴロモ科)
先週は旅により自由を得ていたので、今日は子守だ。
子守ついでにシタベニハゴロモを
約1年ぶりに観察しに行ってみた。
健在だが、数は減ってきている。
昨年もこの時期になると、群から離れ、
単独、または少数での活動が多く見られるが、
どうも個体数も減っている様に感じる。
研究されている方々による採集もあるだろうが、
それよりこれが原因かもしれない。
樹が立ち枯れになっていた。
昨年まで元気だったニワウルシが、完全に立ち枯れていた。
やはり、シタベニハゴロモが与える樹のダメージは大きい。
ニワウルシは元々日本に無いからと言う方もおられるが、
イロハモミジなど、別の樹木にも移動している。
飛翔能力も弱い為、まだ生かしてあるのだろうが、
繁殖が拡大すれば、様々な環境へのダメージは
少なくは無い気がする。

シタベニハゴロモ posted by (C)yamanao999
定住して数年経過したが、
今後どうなっていくのだろうか。
こうして思い出しては、観察を続けてみたい。
石川県
TOKINA AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5
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他の地域にもいるのでしょうか?
なかなかいい感じの虫ですけど、歓迎されないのでしょうしねぇ・・
見てみたいです。
動画はこちら
http://photozou.jp/photo/show/20342/44536043
でも、あんまし動いてません。
じっくり見ると、おしっこはわかると思います。
おしっこはスス病の要因にもなり、更に甘いのでオオスズメバチが根元付近に集まってました。
広がって他の生物に影響与えて欲しくないけど、居なくなるのもちょっと淋しいような気がするねぇ〜。
わがままかしらん・・・。
拡散していないということが何よりです。
やはりホストがなくなると虫は減りますよね。
とはいえ、いるうちに一度見てみたい気がします。
私もおしっこをかぶるのお供しますw
味見もしましょう(^^)
虫が感じる甘味を人間がどう感じるのか味わってみたいですw
こちらの個体はシタベニハゴロモの害によるセンダンの立ち枯れに伴ってでしょうか、年々減ってきた様に見られます。集団でオシッコをすると、すす病なども見られ、また甘いオシッコにはアリやスズメバチが集るなど、面白い共存風景も観察できました。
場所は、小松市浮柳町地内です。
小松市役所の飛行場課へ連絡して、駆除していただきました。