2010年10月16日

ニホンツキノワグマ

ニホンツキノワグマ
ニホンツキノワグマ posted by (C)yamanao999(ネコ目 クマ科)

AM7:52、
オニグルミに登ったツキノワグマの正面からの撮影に成功しました。
まだ小さな個体でした。

20101016_02.JPG

朝の気温は13度。肌寒かった。
朝早くに出かけ、痕跡の下見や灯下の虫などを確認しながら現地へ向かい、
遠目から観察しつつ、ややウトウトしていたところ、
写真のオニグルミの枝が、無風にもかかわらず、
近くをトラックが通り抜けた様に不自然に上下に揺れた。
一気に目が冴え、まずは木を撮影して現場へそっと向かってみると
小さなクマが太い枝に座っていた。
遠目から見てもクマはまったく見えませんでした。

熊棚(クリ)ツキノワグマの爪痕(カキ)


左はクリの木の熊棚、右は柿の幹の爪痕。
いずれも金沢市を含む加賀地方では広範囲で結構見られ、
見られる場所ではかなり高密度で確認できる。
人里近くの確認個体・痕跡は小さなものが多いです。
また、食べ残しなども多く見られ、それ以外に食すとされる植物は結構ある。
出没に関して、多く報じられている「ドングリの不作」は確かに確認しましたが、
他の餌はたくさんあるので、上記による「餌不足」というより、
「生息密度の高まり」みたいな感覚が僕にはあります。

引き続き、観察できるうちは時間を見つけ、
なるだけ限り続けてみたいです。


石川県
CANON EOS Kiss X4
EF70-200mm F2.8L USM(再び同僚T氏から借りたw)
posted by yamanao999 at 14:12| 石川 ☔| Comment(7) | TrackBack(0) | 哺乳綱 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おめでとうございます!
正面から、それも白いレンズでの撮影で、なおかつ相当近い!
トリミングしてないとなれば、かなり凄いです、結構近づいたのではないのでしょうか?

私は今しばらく監禁の身ですorz
Posted by mahalito at 2010年10月16日 16:42
おお、やりましたね。
私も時々、偵察に出かけるのですが、まだ出会えません。。
撮影は車内からですよね。
小熊とはいえ、お気を付けください。
Posted by 871 at 2010年10月16日 17:05
おお!おめでとうございます。
しっかり正面顔、素晴らしいです。
採集中には会いたくありませんね・・・。
生息密度の高まり、きっとその通りではないかと思っています。
シカがあれだけ増えているのですから、
クマも少しずつとはいえ増えているのではないでしょうか。
襲われないように気をつけてくださいねw
Posted by KOH16 at 2010年10月16日 19:08
 やりましたね。
 おめでとうございます。努力家ですね。しかし、熊ですから、危ないですから、十分に気をつけて、良い作品をお願いします。
 生息密度の高まりの原因はどういうことが考えられるのでしょう。
Posted by T.Urabe at 2010年10月17日 17:44
mahalitoさん>ほぼ斜め下からの撮影でした。トリミングに関してはファインダー視野率の関係で増加した周りを削ぐ程度行っております。

871さん>真っ暗闇な夜から朝方にかけて、明るくなり始めた早朝から夕方など、数日に分けて24時間様々な場所で観察を重ね、ようやく辿り着きましたが、やっぱりまだ読めないところだらけですw; 撮影は車内からで、慎重に近づき、即移動できる様に万全を尽くしております。前回のお尻を撮影した際も、今回もそうでしたが、周囲に複数の存在を感じている為、かなり神経を尖らせております。

KOH16さん>もともとは虫の採集・撮影時に遭遇したくない為に調べはじめたものでしたが、やはりその興味は深まるばかりでした。こちらではカモシカも増え続けているのですが、なぜかカモシカが多く生息した場所に追う様にクマも増えている気もしております。様々な情報を疑いながら、自分の目で確認して追求してみたいと思います。

T.Urabeさん>生息密度の高まり、要は単純に増え続けているものだと考えております。特にカモシカは爆発的に増えて、タヌキより多く見られます。また、そのタヌキ・アナグマの死骸や目撃率もかなり増加しており、キツネもかなり多く広範囲で見られる様になっております。そんな中でクマやイノシシのみが減って稀少種となる事は絶対在り得ず、個体数は確実に増えていると思います。現に報道される数自体、数十年前と比べて爆発的に増え続けております。広い道路の開発や猟の減少、林業の衰退により餌が豊富になっている事など原因はいくつか考えられますが、広い道路の完成と同時に我々ニンゲンの宅地が生息地に作られている事も理由かと考えております。で、その周囲にはカキ・クリ・クルミなど餌が豊富な条件も多々あり、撮影者としても狙いどころが豊富にあるんです。
Posted by yamanao999 at 2010年10月17日 22:16
YAMAさん、お久です(^^;
結局、今年も秋は仕事尽くめでした…でしたって今週末も旧役場→現○○市支所の駐車場でイベントですが…(^^;

それはさておき、とうとう正面からの撮影ですね〜!すごい!目線が合っているのがまたすごいです(^^)
野生動物の生息域に道を作ったりしているので発見率のアップはもちろんですが、やっぱり個体数は増えていますよねー。うちの職場付近も今年は十分危険区域です(^^;
Posted by ヨネ at 2010年10月18日 18:08
ヨネさん>お勤めお疲れ様です。こちらも移転がほぼ完了して本格的な業務が再開となりそうです。

ここ数年の、ヨネさん達との体験や、眠さを押しのけてずっと観察してきた痕跡状況などが結果としてようやく1枚の写真として残せました。数年前は聖域の気配のみ濃厚で怖いものがありましたが、今年は民家付近に殺気が漂っている気さえするくらい身近な存在だと思います。個体数は間違いなく増えていると思われます。ヨネさんの職場付近にあるオニグルミ、ひょっとしたらやられているかもしれません。確実にいると思いますのでどうぞお気をつけ下さい。寒くなって休日にお時間がおありの際は、ぜひ、できた熊棚の数の多さを確認しに行きましょうw
Posted by yamanao999 at 2010年10月18日 21:09
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